3回目にもかかわらず、参加者も数十人とかなり活気のある夜会でした。
今日のセッション内容は、Lotus製品とスマートフォンを連携する
モバイルアプリケーションについて。
前半
日本IBMの大和研究所の方から、2つのセミナーがありました。
「Lotusモバイルアプリケーション開発」
「Lotusモバイルアプリケーション開発-dojox.mobileのご紹介-」
後半
いつもどおり、ディスカッションとハンズオンセミナーの2つに別れました。
「BoF:Lotusモバイルアプリケーション開発」
「XPagesを利用した、モバイル・アプリケーション開発」
いつもは、Birds of a Featherに参加していましたが、
今回は、XPages技術を利用した、iPhone向けのWebアプリケーション開発方法に
興味があったためハンズオンセッションに参加しました。
やはりiPhoneに興味を持っている人が多く、あっという間に満席になっていました。
iPhone、Androidっぽい、Webインタフェースを作成するためには、dojoxというdojo1.5に含まれている機能を利用します。
Lotus Domino 8.5.2に含まれているdojoバージョンは1.4なので、この機能を使うためには、別途アプリケーションにdojox.mobileのリソースを設定する必要があります。
ちなみに、Lotus Notes/Domino以外のLotus製品では「REST API」が用意されており、かなりの機能をモバイルアプリケーションから利用することができるそうです。
※REST API についてはリンク先(RESTとは)を参照してください。
まだ過渡期ということもあり、Lotus Domino 8.5.2からdojox.mobileを利用するには、いくつかの下準備と知識が必要になります。
さらなる技術的な発展とドキュメントの整備が必須ですが、今後、注目される技術であることは間違いありません。
iPhoneなどのスマートフォンを活用して、ロケーションにしばられることなくスムーズに業務を進めることが当たり前になる。そんな時代が、もう目の前に来ています。
以下のリンク先にセッション資料が公開されていますので、
ぜひ興味のある方は、読んでみてください。
テクてくLotus技術者夜会:ザ・デベロッパー編_10-11-19