2010年7月24日土曜日

Ubuntu 10.04LTSでHL-5240を利用する

少し前に、家庭用メインPCをWindowsXPからUbuntu10.04LTSに乗り換えました。

処理動作が非常に軽くなり、今のところストレスなく利用できています。
ただし、itunesや筆まめなど、これまで利用してきたアプリケーションについては、
サブ機WindowsXPで利用しています。(脱Windowsできない・・・)

家庭用の自作PCのスペックは以下のとおりです。
CPU : Intel Pentium 4 2.80GHz
メモリ : 3GB

今回は、プリンタ「Brother JUSTIO HL-5240」を、Ubuntuで利用するまでの手順について
作業メモを残しておきます。

USBを挿すだけでプリンタを自動認識してくれたのですが、印刷をすると以下のように出力
されてしまいました。
「%!PS-Adobe-3.0
%%LanguageLevel:2」

そのため、プリンタドライバの見直しを行いました。

0) Brotherのホームページからプリンタドライバのダウンロード

 以下のURLから2つのドライバをダウンロードする。
 http://www.brother.co.jp/product/software/index.htm
 
  1.CUPS Wrapperドライバ
(DEB形式)
  2.LPRドライバ
(DEB形式)

1) root ユーザにパスワードを設定する

 Ubuntuは、インストール直後は root ユーザにパスワードが設定されていないため、
 以下のコマンドを入力しても root ユーザにはなれません。

 $ su -p
 パスワード: ≪パスワードなし≫
 su: 認証失敗

 以下のコマンドを実行することで、root ユーザにパスワードを設定します。

 $ sudo su -
 [sudo] password for <ログインユーザ>: ******
 # passwd
 新しいUNIXパスワードを入力してください:
 新しいUNIX パスワードを再入力してください:
 passwd: パスワードは正しく更新されました

2) lpdフォルダを作成する。

 1. /etc/init.d/cupsフォルダが存在することを確認する。
 2. # ln -s /etc/init.d/cups /etc/init.d/lpd

3) modelフォルダを作成する。

 # mkdir /usr/share/cups/model

4) 
AppArmorのCUPSプロファイルを止める

 # aa-complain cupsd
 Setting /etc/apparmor.d/usr.sbin.cupsd to complain mode.

5) ドライバのインストール
 
 # dpkg -i --force-all brhl5240lpr-2.0.1-1.i386.deb
 未選択パッケージ brhl5240lpr を選択しています。
 (データベースを読み込んでいます ... 現在 136544 個のファイルとディレクトリがインストール
 されています。)
 (brhl5240lpr-2.0.1-1.i386.deb から) brhl5240lpr を展開しています...
 brhl5240lpr (2.0.1-1) を設定しています ...
 * Restarting Common Unix Printing System: cupsd [ OK ]

 # dpkg -i --force-all cupswrapperHL5240-2.0.1-2.i386.deb
 未選択パッケージ cupswrapperhl5240 を選択しています。
 (データベースを読み込んでいます ... 現在 136561 個のファイルとディレクトリがインストール
 されています。)
 (cupswrapperHL5240-2.0.1-2.i386.deb から) cupswrapperhl5240 を展開しています...
 cupswrapperhl5240 (2.0.1-2) を設定しています ...
* Stopping Common Unix Printing System: cupsd [ OK ]
* Restarting Common Unix Printing System: cupsd [ OK ]

6) 登録したプリンタをデフォルトで使用するプリンタに設定する。

 「システム」-「システム管理」-「印刷」を選択する。
 印刷ダイアログに「HL5240」が表示されていることを確認する。
 「HL5240」を選択して、右クリック「デフォルトに設定」を選択する。

以上でUbuntuにプリンタが設定できました。

2010年7月22日木曜日

テクてく Lotus 技術者夜会

日本IBMが主催するLotusNotes技術者の集会に行ってきました。

********************************************
テクてく Lotus 技術者夜会
奇数月: 開発編
偶数月: 運用編
毎月第3金曜日 19:00~21:00
********************************************

今回は、7月ということで開発編の第1回目の開催となりました。
私も参加してきましたが、参加者も多く、なかなか盛況でした。

全体的には、初回ということもあり、

1. 日本IBM大和研究所についての裏話
2. Lotus Notesの最新技術であるXPages機能についての紹介、ハンズオン講習
3. 今後の方針決定

などなど、比較的やさしい内容になっていました。

しかし今後は、技術者であれば誰もが聞きたくなるような題材が取り扱われる予定です。
参加者全員による議論で挙がっていたテーマをいくつか記載します。

「iphoneやAndroid端末上のアプリケーションからLotus Notesへのアクセス方法」
「Lotus iNotesの仕組み・カスタマイズ方法」
「XPagesアプリケーションの展示および解説」

個人的には、iphoneやAndroidなどのスマートフォン端末とLotus Notes/Dominoの
関係性について非常に興味があります。

まだiphone持っていないので、次回までには買いたいところです。

2010年7月4日日曜日

管理会社の見積りは、サッパリ分かりません。

今日は、マンションの初めての臨時総会に行ってきました。
自宅は田舎の一戸建てだったので、管理組合というものに参加したのは初めてでした。

大規模マンションのため、臨時総会は近くのホールを貸切で行いました。
会場は広く、パイプ椅子が整然とならび、ひな壇にはマイクが設置されていました。
私は会場に着いたのが最後の方でしたので、後ろの方に座っていましたが、
最終的には300人(?)ぐらいが集まっていたようです。
会場を取り仕切るスタッフの方は、30人ぐらいいました。

服装も年齢もバラバラ、きっと生活スタイルや考え方なんかもバラバラな人達が、
「住みやすいマンションにする」という目的のために、一つのコトに取り組むって、
学生生活以来かもって思います。(気分は3年B組金八先生・・・見たことないけど)

管理会社からは、S不動産Tサービスの支店長や管理責任者の人達がひな壇に並び、
細かく作業内容が記載された資料が渡され、その代わり説明は割愛されました。

提示された見積書は、
 ・~管理業務:120万円
 ・~事務費用:100万円

こんなドンブリ見積じゃ、実際に、どの作業に、いくら掛かっているのか
サッパリ分かりません。
これだけで月額400万円、年間4800万円以上の仕事が決まっちゃうの??
IT開発なら、人日単位で作業工数を洗い出されるのに!?ありえない。

結局、仕事内容の割に高いのか安いのかも分からないままに可決しちゃいました。
(他の人達には分かったのかなぁ・・・)

より安く、より良いサービスを受けるためには、もっと自分の住むマンションのことを
学ぶ必要があるのかもと感じました。
(今のサービスに決して不満があるわけではないんだけど・・・)

私も少しずつ学んだことを、このブログで書いていこうと思います。

2010年7月2日金曜日

step1. Android SDK インストール

早速、Android開発環境を構築してみました。

○前提環境
 Windows XP ServicePack 3
 Eclipse 3.5 Galileo

※Java開発環境は事前に構築していました。

1) ダウンロードサイトにアクセスして、「android-sdk_r06-windows.zip」ファイルをダウンロードする。










2) ダウンロードしたファイルを解凍する。



3) 解凍したフォルダを、好きなパスに移動する。

※ここでは、「c:\android\android-sdk-windows」に移動した。


4) 「c:\android\android-sdk-windows\SDK Setup.exe」を実行し、インストール作業を行う。








5) 環境変数「Path」に「c:\android\android-sdk-windows\tools」を設定する。






6) コマンドプロンプトで「adb」コマンドを実行して以下の画面が表示されることを確認する。


以上で、Android SDKのインストール作業は終了です。

長くなったので、Eclipse プラグインの設定は次回に回します。